欅のお札立

 s4002013-12-14 中田様お札立て硯箱納品 013
お気に入りのケヤキでお札立をつくった。
記録によるとこの材を手に入れたのは1999年。
まだ大学で木工を勉強し始めた頃のこと。

当時いろんな木の種類を勉強するなら
身銭を切って材を購入するのが一番だろうと月一でとある競りに参加していた。
出品されるものは生木も多かったので学生のアルバイト代でも買えるものがいろいろあった。
毎月ほんと楽しみにしていた。
プロの職人さんたちの熱気を浴びるのもなんだか自分も職人さんの仲間入りしたようで楽しかったし
何より将来の役煮立つだろうと。 キチョキンと名付けていろんな樹種を競り落とした。これはそのうちの一枚。

就職して上京するときもこの材だけは一緒に連れて行った。残りは実家の屋根裏に預かってもらって。

この材は時にテーブルになったり、TV台になったりこの15年ずっと手の届くところにあった。
新婚の時もこの材の上で食事してたな。
とても長い間手元にあった材なのでこうして嫁いでいくのは寂しくないこともないが
設置してみると、この材はこれになるために産まれてきたちゃうかなんて思えてしまうほどうまくはまっていた。
依頼主も大変に喜んでいただけた。 良かったな。
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京都炭山朝倉木工 KYOTO SUMIYAMA ASAKURA MOKKOU
Posted by 京都炭山朝倉木工 KYOTO SUMIYAMA ASAKURA MOKKOU
投稿 2014年01月16日
最終更新 -0001年11月30日
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