京都炭山朝倉木工 ブログ 

無垢の木のオーダーメイド家具をつくる日々の暮らし 

リビングになじむチェリーのオーダー仏壇  

採寸時

依頼主はずっと気にかかっていました。
毎日お仏壇の前に座ってお参りする習慣がある。
電車や飛行機の切符は出発まで旅の無事を願いお仏壇に置く。
お供え物が多いときや、家族分の数珠などあれこれが、納まりきらない。
リビングがまとまらない。でもリビングに置きたい。
部屋の形に合わせたい。入口の枠とかぶらないようにしたい。
毎日目に付く場所だから、でもなかなか気に入ったものがみつからない。
そんなある日、京都炭山朝倉木工の小さな爪楊枝入れを目にして、
その気がかりを相談してみようと思い立ってくれたのでした。

採寸し、あれこれデザインを提案してお待たせして
ようやく納品の運び。

でもすぐにはお仏壇のお引っ越しはできないそうです。
縁起をかついで 『 サバ 』を一日おそなえしてから入れ替えるのだそうです。

納品時

モダンなお部屋に違和感のないお仏壇ができました。
側板はチェリーの一枚板。

IMG_3739細

中段には追加でお供えをしたいとき引き出して使える棚。
IMG_3741細 IMG_3738細

最下段には跳ね上げ扉の中に経机。 裏板 無垢チェリー材。
IMG_3731細 IMG_3724細背板

経t机はちょっぴり猫脚に。
経机の棚には木魚もしまえる寸法。
IMG_3733経机

最上には弁天宗の桔梗の紋を彫りました。こりこり。
IMG_3701小●

送って頂いたお仏壇引っ越し後の写真にはサバではなく今度は『 鯛 』!
ご主人が淡路島で釣られたそうで、縁起が良いとのこと。こちらもほっ。

DSC_1953.jpg

朝倉家の父上は北海道9人兄弟の末っ子、長男がお仏壇を引き継ぐ風習からか
転勤も多かったからか仏壇の身近にある生活ではありませんでした。
嫁玲奈の実家も仏壇のある家ではなく、祖父母の家にあるお仏壇が子供心に夜はちょっぴり怖かった。

こんなふうに日常のなかで自然とご先祖様に接することができるお仏壇が、
今回採寸に伺って家族の暮らしに溶け込んでいる様子を拝見し、
おはよう、おやすみ、を言える窓なのだ。と目からうろこでした。玲奈

DSC_1954.jpg
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